もともと古いモノ好きなのですが、一時期古い石油ストーブが好きで中古で買っては自分で分解清掃して使っていました。
寒がりで強力な暖房器具が欲しい
自分はすごく寒がりで夏は暑くても余裕なのですが、東京に住んでいるのに冬は寒くて辛い、、、
住んでいる部屋が狭い時はデロンギのパネル状のヒーターを長年愛用していましたが、独身時代に2DKを全部一部屋みたいに使って住むようになってからはオイルヒーターでは部屋が暖まらない、、
そこで引っ越しをする友人からもらったトヨトミのコンクリート24畳対応の対流式のストーブを使っていました。
とにかく暖房能力は強力で自分もネコのミーちゃんもガンガンに温めた部屋で快適に過ごしていました。
インテリアに凝り始めて石油ストーブに惹かれる
暖房能力的にはトヨトミの対流型ストーブで何ら問題ないのですが、この頃はインテリアに凝り始めていました。
アンティークショップで古いバーラー(Valor)のストーブを見かけた時にちょっとした衝撃を受けました。
レトロ風ストーブと言えば現行品のアラジンが思い浮かびますが、レトロ風ではなく古い石油ストーブというジャンルを意識したのはバーラーを見かけた時が最初です。
調べてみるとアラジンも古いものは現行品と違ってシンプルで趣があるし、バーラーやパーフェクション、PODなどいろいろな特長的な古い石油ストーブがありました。
ヤフオクで買い集める
15年以上前になりますが、古い石油ストーブを手に入れようと思い、あまり期待しないでとりあえずヤフオクの石油ストーブのカテゴリーを見てみました。
するといろいろなレトロストーブが出品されていて結構な入札数で競られていました。
どうやら世の中には古い石油ストーブ(ビンテージストーブ、レトロストーブ)の愛好家がいるようです。
とりあえず一番欲しかったバーラー525をゲット
あくまで実用品として毎日使いたかったので、とても高価になってしまう程度の良い個体は選ばないで、普通に使えそうな程度のものを買いました。
夜な夜な分解できるところは分解して掃除して、芯も替えてメンテ完了。
このバーラーは実は上半身は前後逆に取り付けられています。
ネジを外して直したかったのですが、、、固着してどうしても直せなかったです。
5年以上前からは、結婚して引っ越した都合で石油ストーブは使っていませんが、このバーラーは愛着があるので飾りとして取ってあります。
その後はアラジンのブルーフレームを入手
初期のモデルは高価なので、たぶん昭和40年代後半ころの耐震消火装置が空気式のタイプをゲット。アラジンは白とグリーンと2台最終的に手に入れました。
バーラーと比べるとアラジンの方が暖房能力が高いように感じました。
やはりブルーフレームの炎は美しくて、アラジンのファンが多いことも納得しました。
この3台のストーブをどれか2台使ってちょうど良く冬を過ごしてきました。
そして最後にスウェーデン製のPODというストーブ
PODで有名なのは対流型の8Kというモデルですが、自分が欲しいと思って探していたのはジュニア(POD junior 5K)というとても小型のストーブ。
何年も季節を問わずヤフオクをチェックし続けて,やっと納得できる金額で手に入れました。
このストーブは手に入れた後も使っていなくて飾り用なのですが、PODのストーブの中ではレアなものになります。
何しろとても小さいので、サイズ的には人間用とうよりネコ用かも知れません。
外観的には正面にグリルがあるので、石油ファンヒーターみたいですね。
古いストーブにのせるヤカン
茶トラのミーちゃんもお気に入りの古い石油ストーブに囲まれた生活はなかなか快適でした。
加湿器は使っていますが、ストーブの上にもヤカンを置こうと思って物色していたころがあります。
とりあえずホーローのコーヒーポットを買ってきて使っていましたが、ある時アンティークショップで売っていた古い銅製のヤカンに一目ぼれ。
その後はebayでイギリスから出品されていた銅ヤカンを4つくらい買いました。
その中のひとつはシンプレックスのケンジントンというモデルのケトルで、日本でも人気のある歴史があるヤカンです。(写真左側)
製造年などはわかりませんが、多分これは特別古いモノではないと思います。
イギリスの出品者から買いましたが、結構大きな箱に緩衝材たっぷりの厳重梱包で届きました。
多分、日本で新品で買ってもこんな厳重な梱包ではないでしょう、、
自分は中古品が結構好きです。
前のオーナーから引き継いで使い続けるなんて、モノ好きにはたまらないことです。
一時期はシンプレックスでお湯を沸かしていましたが、最近は飾りになっています。
因みに銅磨きで磨くとピカピカになります。ピカピカが好きではないので今はこんな状態ですが、、
銅ヤカンで沸かしたお湯は、とてもまろやかでコーヒー淹れるときにも最適です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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