長年冷蔵庫にあるモノが眠っていました。
しかもいつ買ったか記録が残っていて、2009年!
ということは、10年前!
今日は普通の豆板醤とは全然違う、ピーシェン豆板醤の話です。
初めて買ったのは2009年3月
ピーシェン豆板醤を知ったのは多分雑誌だったと思います。
ダンチュウとかそういうやつ。
で、その頃会社の帰りに同僚と中華屋で呑んでいて、出てきたもやしを辛く炒めたヤツが妙に美味しくて、同僚とこれは何で炒めているんだろうと考えていました。
同僚も男のくせに料理好きなやつで、このもやし炒めは明らかに普通の豆板醤とは違う辛味で炒められていました。でも結局それが何かはわかりませんでしたが、その時ふと雑誌で読んだ聞いたことがない名前のピーシェン豆板醤のことを思い出しました。
普通にスーパーで売っている豆板醤は個人的にはあまり好きではありません。
よくラーメン屋にも置いてありますが、豆板醤自体に塩気が強いのでラーメンに入れるとかなり塩っぱくなりすぎると思います。
普段の料理でもあまり使うことはなかったです。
でもこのピーシェン豆板醤というものがなんだか気になる、、、
結局ネットで探して、販売して何時店舗の住所を見るとなんと会社の近所!
でも閉店時間が早くて仕事帰りには開いていないので、昼休みに買いに行きました。
300グラムくらいの小瓶を買いたかったのですが在庫なし、、
あるのは1キロの容器入りのみ、、、
個人消費レベルで、しかも使ったことがない調味料を1キロ買うのは躊躇する、、、
生理的に受け付けないような強烈なヤツだったらどうしよう、、、
ちなみに自分はナンプラーが超苦手です。
まあ折角来たんだし、収穫なしで帰るのもつまらないから買っちゃえ。
というわけでどんな調味料なのかわからないピーシェン豆板醤なるものを1キロ買って、午後の仕事が終わってから帰宅しました。
ピーシェン豆板醤はどんな味?
この1キロ容器のままでも冷蔵庫には入りそうでしたが、円筒形状の容器を2つ買ってきて、全部入れ替えました。
開封してみると、普通の豆板醤と違って色は黒に近い茶褐色で、普通の豆板醤よりも緩くない感じです。
恐る恐るちょっと舐めてみると、、
普通の豆板醤みたいに塩っぱくない。
いや、塩気はそれなりに高いけど、塩角が立ってなくて塩っぱさが前に出てこない感じ。
辛味はしっかりあるんだけど、すごく深みのある辛味でこれまた普通の豆板醤とは全くの別物でした。
とりあえずもやし炒めを作ってみます。
もやしとピーシェン豆板醤と何を入れたか覚えていませんが、少し味を見ながら醤油を入れたかもしれません。
あの中華屋で食べたものとは違うけど、多分ピーシェン豆板醤は使っていたんだろうと思われます。この深い辛味は同じです。
あれから10年経過
2つに分けた容器の1つ目は使い切ったのは覚えています。
でも7年間くらいもうひとつの容器のことを忘れていました、、、
正直に書くと途中で気がついていましたが、見て見ぬふりで日々過ごしてきました。
そしてある日、どうしてもピーシェン豆板醤が使いたくなって2つ目の容器を開けてみると、、、
もともとピーシェン豆板醤というのは数年くらい熟成させてから出荷しているらしいのですが、買った頃よりも熟成が進んでいて真っ黒になっていました。
見た目にはカビが生えているとかはありません。
塩と辛味で発酵させた調味料なので、冷蔵庫で保管していたし大丈夫だろうと思って味見をしてみたら、深みのあるあの味のままでした。
そしてまた使用再開。
めでたく2018年に使い切りました。
また1キロ、、
無いとわかると使いたくなるもので、また買ってしまいました。
前回と同じメーカーの1キロ、、、
ピーシェン豆板醤でアマゾンで検索するといくつかのメーカーが出てきますが、レビューを読むとやはり自分が買った「三明物産」のピーシェン豆板醤が評判いいようです。
他のメーカーだと辛味がマイルド過ぎたり、熟成が足りなくて深みがなかったりするようなので、今回も三明物産の1キロにしました。
今回は知人に少し小分けして差し上げようかと思っています。
なので前回よりは早く消費できそうです。(笑)
我が家のもやし炒めレシピ
材料
- もやし(緑豆)400グラム
- 牛挽き肉または牛豚合い挽き肉 150グラム
- 刻みまたはおろしにんにく
- 刻みまたはおろし生姜
- ピーシェン豆板醤 大さじ2~3程度
- 醤油(入れなくても可)
- 油をひいてひき肉を炒めます
- 少ししたらにんにく、生姜、ピーシェン豆板醤も加えて香りを出す程度に炒めます
- ここまでは焦げるほど火は強くしない
- 肉にだいたい火が通ってきたら最強火にします
- あらかじめプラスチック製などのボウルにもやしを入れて、しっかりとラップをして電子レンジで3分チンしたもやしを入れてざっと絡めるように炒めます
- 最後に必要なら醤油を少し入れて出来上がり
普通の豆板醤で炒めたものとはかなり違いますので、お試しください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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