普段生活していて、ふと過去に気に入っていたモノやコトを思い出すことってありますよね。
今日はそんなふと思い出した事で、最近は買わなくなってしまいましたが以前は良く買っていた雑誌「Pen」に連載していたコラム「笑う食卓」の話です。
昔は情報源と言えば雑誌でした
本当に最近は年を追うごとに雑誌は少なくなってきました。
自分の場合、割といろいろなものに興味を持っているので雑誌はそこそこ買っていました。
グラフィックデザインの仕事をしていたので、グラフィックのみならずインテリアも大好きで、男のくせに料理好きで調理道具も大好き。
音楽は長年ジャズをやっていたり、楽器そのものも好きです。あとは、日曜大工も大好きです。
なので、気になるジャンルの雑誌は毎月購読はしないけど結構ちょくちょく買っていました。
その中でも、雑誌 Penはお気に入り
雑誌 Penは、特集内容がセンスが良くてデザイン関係や雑貨やインテリア系が多くこだわりが多い割には、販路が広くて普通にコンビニとかキオスクに並んでいるギャップがたまらなかったです。
プラスチックの椅子特集とか、美しい照明器具特集とか、タイポグラフィ特集とか、、こんな特集の雑誌をコンビニで買う人は少ないのではと思う様な特集でした。
月2回発売で、自分の場合はかなりの確率で毎回の特集内容はツボでした。だから、店頭にPenが並んでいるとつい嬉しくなってしまいます。
そのうち、とあるコラムが好きになる
もちろん特集記事目当てでPenは買っていましたが、次第に買うと真っ先にあるコラムを読むようになります。
それが、立石敏雄さんの「笑う食卓」です。
もともと自分は読書はそれほど好きというわけでもなく、いわゆる「本」はあまり読みません。でも反対に雑誌は好きで良く手にします。
それは活字中毒的な文字好きではないということや、写真が好きでカメラやモノクロの現像やプリントを学生時代は写真部で、その後は自宅でやっていたことや、雑誌の誌面デザインを見るのが好きだったからです。
グラフィックデザインの仕事を15年くらいやっていましたが、雑誌のようなエディトリアル系はやってはいませんでしたが、雑誌penの写真やデザインのクオリティーは高く、見ていてとても参考になりました。
あまり好きではない活字ですが、雑誌のコラムは好きで良く読んでいました。活字好きな人は読むのも速くて集中力もありますが、自分の場合は読むのが遅くて、気になった文章を繰り返し何度も読んでしまい、途中で疲れてしまいます。
だからそんな自分にはコラム程度の文字量が最適なようです。
親しみやすい文体「笑う食卓」
「笑う食卓」のテーマは食生活が中心です。例えば「蕎麦」とか食べ物のジャンルであったり、調味料の話だったり。
奥様が外で働いていて、立石さんが料理を担当する「主夫」的な立場でネコのヒジカタクンとの平穏なのんびりとした日常が舞台となっています。
文体が親しみやすくて、読み始めるとこの平穏な日常に足を踏み入れることができて幸せな気分になります。
そんな「笑う食卓」を思い出して調べてみるとpen BOOKSで全話完全収録した書籍があることを知りました。
既にアマゾンで中古品でしか手に入らないようなので、中古で購入して届いてみてびっくり!
イメージしていたモノよりもはるかに分厚い辞書のような厚み!
それもそのはず、1999年から2007年の8年間、188話分が収録されているようです。
しばらくは幸せな気分でのんびり愉しめそうです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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