自分は長年、手掌多汗症で悩んでいます。
そして手汗だけではなく足汗も大量にかいてしまう体質です。なので困るのが、靴が匂い易くなることです。
手汗も辛いが、足汗も辛い、、
手汗は自分が過剰に気にしなくなれば、それはそれでどうにかなってしまうものですが、足汗の場合は靴の匂いの原因となるのでなかなか厄介です。
自分の場合ですが、どうやら今まで生きてきて分かっているのは、靴下を履かないと際限なく汗をかいてしまう事です。
だから、サンダルやスリッパは今でも必ず靴下を履かないと履けません。靴下履かなかったら、もうエンドレスで汗が出てきてしまいますから、、
でもスニーカーや革靴などは、靴下履いても普通の人よりも汗が出ているのでやはり匂い易くなってしまいます。
グランズレメディを知る
そんな感じでしたから、スニーカーはあまり自分では履かない様にしていました。革靴は履くときは仕方なく履いていました。
10年以上は間違いなく前だと思いますが、ネットで見つけたのがグランズレメディです。
確か、「天然成分100%」とか「アメリカの軍隊で採用されている」とか「効果がなければ返金?、、」とかのふれこみで、靴を履く前にグランズレメディを少し入れてから履くようにして、1週間くらい繰り返すと靴が匂わなくなり効果が長いと半年くらい続くというような説明だったと思います。
正直かなり胡散臭いのと少量の割に高かった(2000円台だったと思います)ので、かなり迷いました。
昔は本当かウソか分からないけど「NASAで開発された!」みたいなコピーで怪しい通販で変なおまじないグッズ的な商品が良く売られていましたが、グランズレメディはとりあえず「アメリカの軍隊で採用」というのと外国製(ニュージーランド)だったので単に怪しいだけのものではなさそうだったので購入してみました。
グランズレメディの効果は絶大
早速届いて開けてみると、白い小さいスプーンが入っていて、半透明の内蓋を開けると「えっ、たったのこれだけ?」と驚くくらい少ない粉末が入っていました。
すごく割高な商品だなと思いながら、当時一番匂っていた靴に入れて履いて出かけました。
帰ってから靴を嗅いでみると悪臭がほとんどしません。
思いのほか強力な効果に驚き、また翌日以降もグランスズレメディを入れてから出かけました。
もう3日目で全く無臭の靴になりました。
いやはや凄まじい効果です。参りました、、疑ってスミマセン。
一応1週間ほどはグランズレメディを入れてから履くようにして、その後はグランズレメディは入れないで普通に履いています。
自分の場合、さすがに半年間匂わないとはいきませんでしたが、2か月くらいは大丈夫な感じですね。
割高感は感じつつも、唯一無二な効果に惚れてその後は欠かせないものになりました。
なにより有効な対策方法があるというのが心強いですね。
いつ頃か覚えていませんが、価格は変わらないで量が突然倍くらいになりました。
このくらい入っていればコスパも良く満足です。
手作りミョウバン防臭パウダー
十数年にわたりグランズレメディを愛用してきましてが、数ヶ月前になくなりそうなタイミングで、似たような効果があるミョウバンを使った防臭パウダーの自作に挑戦してみました。
ネット上ではグランズレメディと同等なものを自作する方法が公開されています。使う材料などはどれも同じものを使っているようで、まとめると以下になります。
材料
- 焼きミョウバン
- タルク
以上、2点のみ。
焼きミョウバンと言ってもいろいろな商品がありますが、アマゾンなどで容易に手に入るとあるメーカーのものが良く使われています。
自分もこの2点は新規購入しなければならないので、同じものをアマゾンで購入しました。
焼きミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)
ケンエーの乾燥粉末の500gを購入しました。
100gもありますが、焼ミョウバンはたくさん使うので500gで良いと思います。500円台くらいで買いました。
タルク(食品添加物)
小堺製薬のタルク(食添)500gを買いました。こちらも500円台でした。
作り方
焼ミョウバン6:タルク1
混ぜるだけ、以上。
なので自分は100均でちょっとした容器などを買ってきました。
左から、混ぜる容器(蓋して良く振って混ぜる)、大さじ、出来上がりを保管する容器(本来は液体を入れる容器)、ろうと。
自分は大さじで焼ミョウバン6杯とタルク1杯入れて、蓋して良く振りました。
グランズレメディの容器は使いにくいので、自分は本来液体を入れる容器にろうとで入れました。
これなら使う時はキャップ開けて、靴にトントンして振りかけるだけなので簡単です。
グランズレメディとの違いはあるのか?
結論から言いますと、違いはあります。
でも効果の違いはわかりません。つまり「自家製ミョウバンパウダー」でも何ら問題なく効きます。
匂いを消したり殺菌作用があるのは焼ミョウバンです。でも焼ミョウバンの粉末はとても細かい粉末なのですが、独特なペタっとした感じの粉末で身近なものでは片栗粉みたいな感じです。
タルクはこれをパラパラな粉にするために入れてあるのだと思います。
自分は焼ミョウバン6:タルク1でしたが、グランズレメディのようなふわっとした粉っぽさではありませんでした。どうしてもペタッと「片栗粉感」が強いです。
なので、靴の中でふわっと粉が広がる感じにはなりませんでしたが、効き目的には何ら問題はなく強力に匂いを消してくれています。
靴に容器をトントンして適量入れます。
靴の側面などを手のひらに当てるように叩いてやることで、靴全体にある程度は粉がまわります。
この粉がまわる点がグランズレメディの方が均一できれいにまわる感じです。
でも効き目は自作ミョウバンパウダーでも非常に満足です。
執筆時現在ですでに8ヶ月近く使い続けていますが何ら不満はありません。
自作する事でとても安価に済ませる事が出来ますし、面倒な方はグランズレメディを購入しても良いですね。とにかく我が家には常備しておきたいもののひとつです。
使い切ったので再作製
9ヶ月以上かけて自家製グランズレメディ風は使い切りました。
たくさん作ったので、仕事用の革靴には勤務前に毎回少量入れていました。
もちろん毎回入れる必要はありませんが、タダ同然に近いくらいのコストでたくさん作ったので、なんとなく毎回入れていました。
妻も少し使っていましたが、普通のペースで使っていれば1年は持つと思います。
もちろん靴が臭くなるようなことは一度もありませんでしたので大満足です。
そして使い切ったのでまた作って補充しました。
作るのにかかった時間は5分くらい。そしてコストはほとんどタダみたいなもの。

(C)2019 ネコと衣食住
本当に素晴らしすぎます!多分一生作り続けることでしょう。笑
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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